今回は991後期のカレラGTSにプロテクションフィルムと、Fガラス用プロテクションフィルム[クリアプレックス]を施工させて頂きました。
プロテクションフィルムはXPEL UltimatePlusを使用しています。
まずは清掃、脱脂、鉄粉取り等の下処理をしっかり行って、フロントガラスから貼っていきます。
しっかりガラスサイズに合わせてカットしてから、熱整形でガラス局面に合わせていきます。
この熱整形が甘いと、あとから浮きが出たり色々不具合が発生しますので技術の見せ所です。
整形後に貼っている途中です。
左側は水を抜いたところで、右側はまだ水分が残っています。
左側のようにしっかり抜いたあとでも、微妙に水分が抜けきらないため、基本的には施工後1〜2日乾燥させて水抜けをさせます。
次にデカールの剥がし作業です。
今回はボディにステッカーが貼ってあったため、オーナー様と相談してすべて剥がすことに。
こちらも、塗装を傷めないように適度な熱をいれつつ剥離していきます。
綺麗になったところで、フロント周りにプロテクションを貼っていきます。
フィルムを乗せるとこのように、ボディ表面に皮膜ができたようになります。
これを水抜きしながら貼り込んでいくと、
このように、フィルムの透明度が非常に高いため見た目ではわからなくなりました。
同じように、Fバンパー、Fフェンダー等にも貼っていきます。
最後に、あとから浮いてこないよう縁をしっかり処理して、拭き上げたら完成です。
いかがでしょうか。
全く違和感のない、綺麗なツヤツヤボディになりました!
塗装は元々綺麗ですが、プロテクションを貼っておけばキズに強く、この綺麗な状態を維持できるのが魅力ですね。
これで心置きなくポルシェの”走り”を楽しんでいただけることと思います。
オーナーのT様、この度はご依頼誠にありがとうございました。