プロテクションフィルムには、通常のグロスタイプの他に、マットタイプが存在します。
弊社ではXPELのフィルムを使用しておりますが、このXPELの”ステルス”というフィルムがそれです。
正確には”サテン”と呼ばれる半ツヤの質感なのですが、世間でいうマットタイプと捉えて頂いて相違ありません。
さて、今回はそんな半ツヤタイプのXPELステルスフィルムを、mercedesのGLE43AMGに施工させて頂きました。
こちらのお車は元々マットブラックでフルラッピングされておりまして、まずはそれを剥がして綺麗に一度仕上げてから作業に入ります。
こちらのマットブラックフィルムは、AVERY DENNISONというアメリカのフィルムメーカーのものですが、とても貼りやすい反面、剥がす際に糊残りしやすい特徴があります。
弊社ではあまり推奨しないフィルムですが、こちらは他店様で施工された車両で、今回剥がしてみるとやはり糊残りは強めに出てしまいました。
そのままだと硬化した糊がかなり固着していましたので、ボディ全体を磨いて仕上げることに。
専門の磨き業者さんに作業はお願いし、しっかりツヤツヤのボディに仕上げて頂きました。
ラッピングするにも、PPFを施工するにも、まずは下地作りが大切ですね。
さて、ここまで仕上げたところで、ようやくプロテクションフィルムの施工にとりかかります。
今回はステルスフィルムですので、元々のグロスホワイトから、マットホワイトへと変化していきます。
モールやグリルなど、細かいパーツもラッピングされていましたが、そのまま残すところと、張り替えるところとどちらもあり、オーナー様と相談しながら進めました。
なにせマットブラックからマットホワイトへ、まさに180度の変化です。
イメージを確認しながら、かっこよくまとまるように、打ち合わせしつつ調整させて頂きました。
そんな生まれ変わったマットホワイト、XPELプロテクションフィルムを全身にまとったGLEはこちらです!
いかがでしょうか。
ボディカラーを生かした、高級感のあるマットカラーに生まれ変わりました。
ウィンドウモール等は、ボディの質感に合わせてサテンブラックのフィルムで再度ラッピングをし直してあります。
ボディ保護と合わせて、ステルスフィルムで質感をマットに変えることで、カスタム要素も同時に楽しむことが可能です。
最近本当にご依頼が多くなってきましたこのXPELステルスフィルム。
ボディ保護、そしてマット仕上げにご興味をお持ちの方にはオススメの商品です。
オーナーのS様、この度はご用命誠にありがとうございました。