いつも施工車両の投稿ばかりなので、今日はプロテクションフィルム のカットにフォーカスを当ててお話します。
プロテクションフィルム を施工するインストーラーさんは皆さん、日々試行錯誤を繰り返し様々な施工方法でより良いモノをと努力されています。
施工方法と言っても細かく言えば様々な選択肢がありますが、極端に大きく変わる物ではありません。
大きく変わるとすればそれはフィルムのカット方法です。
カット方法は分けるとするなら二種類、先にカットするか後にカットするかです。
先にカットする場合、予めボディの形をトレースしたデータを元にカットを行い貼り付けます。
後にカットする場合、ボディに貼ってからカッターやハサミを使って余分な部分をカットします。
どちらが良いかと言うのはインストーラーさんの技術や車種によって異なるので一概には言えませんが、弊社ではカッター傷などのリスク軽減のため先にカットする方法で施工しています。
先ほどお話したボディの形をトレースしたデータですが、弊社では「XPEL社」のDAP(Design Access Program)を導入し、メーカーからの最新データを使用しています。
データを元にマシンカットしたものをプレカットと呼ばれていますが、プレカットフィルムを施工するのは非常に高度な技術が必要となります。その為メーカーが作成したプレカットデータはインストーラーが施工し易いように良く計算されたものです。
しかし、施工し易いようにと淵に余裕を持たせている事も多々あります。余裕と言うのいはボディの淵ギリギリではなく2〜3mm離れていたり、巻き込み箇所が少なくボディの表面でカットラインが終わっていたりする事です。
弊社ではメーカーのデータを元に修正を行い、よりクオリティの高いものをお客様にご提供出来る様にカスタマイズしています。
グリーンのラインが元データです。細いところで約1mmと大変細かいデータ作りをしています。
このように調整することで、常にお客様のお車にベストフィットした施工を実現してます。